コンプレッサーエアにはオイルミストより細かな気体状のオイル成分が含まれています。これらの除去には専用の活性炭に吸着させる方法が用いられます。
気体状のオイル成分は市販の活性炭フィルターでもある程度は吸着除去できます。
しかし、これらに使用されている活性炭はごく微量で、圧縮空気と活性炭の接触時間が短いため、気体状のオイル成分を完全に吸着除去できるわけではありません。
中空糸膜式分離装置やPSA式装置のように気体状のオイル成分を完全に除去しないと性能劣化する場合には、活性炭と圧縮空気の接触時間や接触速度の必要条件を満たした活性炭槽と呼ばれる特別な活性炭フィルターで前処理する必要があります。
弊社は圧縮空気の量、圧力、温度、入口油分濃度から活性炭の量と圧力容器の形状を選定し、活性炭の充填された活性炭槽をご提供します。